「マルチピッチ」タグアーカイブ

2022.1.29-30 尾白川:ガンガノ沢

参加者:N先輩・S師匠・T

1日目:テンバを確保しガンガノ沢シークレットエリアへ向かう。途中小さな滝をフリーで越えて向かう。
取り付きに到着。先行はいない。ラッキー!
1P目:Tリード。ツルツルしていて怖かった。。。
2P目:S師匠リード。ぺツルレーザースピードライトの軽さと食いつきの良さにびっくりしたらしい。
3P目:核心部分N先輩リード。バシバシ氷が落ちてくる。
終了点からは懸垂でとりつきまで。後続パーティが登ってきていて気を使った。
2日目:錦の滝をトップロープで遊ぶ。午前中で切り上げ帰京。おつかれさまでした。

2021.12.4 二子山:スーパーたこやん

最近開拓されたちょっと高難度マルチ??のスーパーたこやんに行ってきました。

取り付きへは弓状エリアのつよつよクライマーを経て150m位。脆かったがFIXがあったので助かった。
私の苦手な石灰岩。。。一ピッチ目なぜかヌンチャクが残置されていた。
途中の支点。シッカリ新しいボルトが。篠原ガイド達のおかげです。ありがたや~~~
西岳がよくみえます。
周辺の山もよく見えます。
そして10a核心へ!!!残置スリングかかってたけど、それは反則やろ~~~!と思いながら快適にフリーでぬけれました。
後続のベテランパーティは難なく核心越えて来ます。やはり一緒に「魔王」やらないとなと思った瞬間です。
そして下山へ非常に快適なクライミングが出来ました!!!

2021.11.7 乾徳山:旗立岩中央稜

前々から気になっていた乾徳山中央稜へ行ってきました。思ってたより面白かったです。

乾徳山で初めて太平高原から入る。牧場にはソーラーパネルがいっぱい~!
そして登山道へはいっていきます。
登山道途中にはいろいろな岩があります。ワイド登りをしてみようと試すアホウ。。
しかし乾徳山からこんなにきれいに富士山見えるとはビックリ(+_+)!
下降点からの懸垂。折れ曲がってるのでやはり二回に分けた方がいい。
懸垂のあとは取り付きまで有り難いことに赤テープがついている。
1P目:5.6とトポには書いてるが厳しい。。。ハーケンで激落ちは嫌なのでしっかりA0。
そのあとは優しいリッジを登っていく。
下からとった方がバえますね~~~~!
終了点付近。頂上に人が見える。
そして終了点へ。
もう一つ頂上直下の岩場を登ってテッペンヘ!
あとは登山道を下山。ビッグソーラーが見えてきた。明るいうちに下山できた。

2021.11.3 妙義山:筆頭岩

今回はリッジクライミング強化ということで筆頭岩に行ってきました。

駐車場に到着!本日は快晴なり!きっと快適なクライミングが出来そうな予感!!
筆頭岩に向かい出発します。しかし目立ってる岩だな~~~
登山道入り口です。標識がないのでちょっとわかりにくいかな。。。
取り付きへ。思ってたより脆くなく安心(下が道路なので落石しないように非常に気を付ける。これが一番の核心だったかも)
早速リッジクライミングになってきます。
快晴で景色もよい!楽しい!!!
途中古い鎖が出て来ます。使えそうなところを選んでピッチを切っていきます。
今回も野猿返しと同じく快適なリッジクライミング。
無事に筆頭岩山頂に到着!!!
あとは懸垂で登山道へ。最後は空中懸垂。
駐車場へ到着しました~

2021.10.16 廻目平周辺東俣沢:野猿返し

緊急事態宣言もやっと解除になり興味があった「野猿返し」に行ってきました。

駐車場に車を止め川を渡渉し取り付きへ向かいます。
15分ほどでとりつきに到着!紐がついていてわかりやすかった~!
フェイスからすぐリッジへ。全般的にリッジ登りです。今回は先行パーティが一組だけでした。
リッジの途中にチョットフェイスもあり。
でもリッジ登りが中心で非常に快適なクライミングが楽しめます。
クライミングも終盤。クライミング自体は優しいですが、ピッチは長く大変面白い。
もうそろそろ飽きてきたなと思ったところで終了点!懸垂支点がしっかりしてます。一回懸垂の後は歩いて取り付きへ。非常に快適なリッジクライミングでした!!!

2018.12.9城山南壁:三日月ハングルート

リハビリクライミングという事で、Oさん・Mさん・Nさんに城山のマルチに連れて行っていただいた。この日は人数もすくなく楽しめてしっかり登れた。基本全てケミカルが続いており(不安な場合はリングボルト併用)フォローなので快適なルートだった。難易度は5.10cが最高グレードなので無理だと思ったらA0で乗越て行った。

2012.06.17 子持山獅子岩

最近巷で大人気(?)の子持山獅子岩を登って来ました。
若干濡れていたことと,久しぶりの外岩クライミングだったことも手伝って,登りごたえは十分でした。
小川山のガマルートよりは難しく感じました。5.7にしては激辛だと思います。
アプローチ至近,眺望抜群で良いルートだと思います。

1310 7号路登山口
1400 登攀開始
1710 獅子岩の頭
1810 登山口
—————————
朝方まで雨が降っていたが,北側ほど天候の回復が早いこと,日中は晴れて気温がかなり上がりそうだったこと,岩が南東方向を向いていることを考えて,遅めの時間から子持山獅子岩を登ることにした。

関越を北上している時には道路はほぼ乾いており,むしろ岩がフライパンのようになっているのではないかと心配だった。

40分弱のアプローチをこなして獅子岩の取付きに至ると,マルチピッチのラインはだいたい乾いてそうだったので,そのまま登ることにした。また,すでに午後だったので日陰になっており,フライパンの懸念も払拭された。

1P目。私が1+2P目を続けてリードするつもりだったが,あまりのヘタレっぷりとロープの屈曲具合によって1P目のみでピッチを切った。

2P目。左足ハイステップで乗り込むところに少々思い切りが要る。

3P目。ノーハンドあり,レイバックあり。

4P目。細かい足に立ったりしてバランシーな部分あり。

5P目。スラブっぽいピッチ。

6P目は終了点の手前がびしょびしょで大変そうだった。
おまけの7P目を登って獅子岩の頭へ。

下山時に登山道から見えた獅子岩の全貌。
なかなかの迫力だ。

red rocks,zionクライミングツアー

ゴールデンウィーク前後でレッドロックス、およびザイオンでクライミングしてきました。

今回の目標はザイオンのIron messiah 5.10 10p。

ザイオンはどちらかというとエイドか5.11後半以降の厳しめのマルチが多いのですが、このルートはピッチ数、グレードともにマイルドでとりつきやすいため人気ルートとなっています。

4年前の年末に一度計画していたのですが、そのときは雪が降って中止。その後山スキーに明け暮れていたため放っておいた課題です。

で、いつまでも放っておくとカビが生えるので、3月早々にスキーシーズンを終え、片付けてきました。

今回はメインはレッドロックスでのクライミングだったため、天気を見てラスベガスから一日で行って帰ってきました。

そのため2時起き3時出、7時に取り付いてその日のうちに帰るという非常に慌ただしいクライミングとなりました。

以下簡単にルート説明。

Iron messiahはSpearheadの顕著なコーナー(というかピラーにも見える)拓かれたルートで、赤い線で示したラインをたどります。ラインは自然で直線的、それに加えて初登がソロというのも素晴らしい。

下部はフェイスが混じりますが、3p目以降、コーナーをたどります。

3p目の終了点から。

トポによってピッチの切り方は結構違うのですが、70mロープを持ち込んでいたため、ここからは2pずつリンクして登る。

ちなみに先行していたカナダ人パーティは細かく切ってました(おかげで待たされた)

4-5p目を登る。なんかいまいちプロテクションの取れない25mを登ると後半の25mはスクイーズチムニー。要所で休めるとは言え、疲れるし、ギアもそんなに無いのでランナウトするのでやや気を使います。

8-9pを登る。実質的な最終ピッチ。最後ということもあるけど、スクイーズからフィンガーまで結構いろいろ出てきて疲れるピッチだった。50mのバックロープが足らなくなって解除したので、60m近くある長いピッチ。

で、この上は頂上に出るピッチなのですが、あまりきれいでもないため登らないのが一般的なようなのでここで終了。というか先行待ちで結構時間切れだったということもあります。

下降は同ルート。これが一番神経を使った。

まずチムニー沿いなのでロープドラッグがきわめて起こりやすいルートであること。実際チムニーの中に回収不能のロープの残骸があったりもした。

ここはとにかくチムニーの外のアンカーをつないで下降した。

そしてもう一つがアンカー。なんか岩に穴開けてアングルを突っ込んでグルーで固めたようなアンカーばかりだった。

先行のカナダ人もかなりビビッてたけど、まぁあのでかい連中で抜けないんだから大丈夫だよなぁ。。。と信じて降りてきました。

しかし久々に充実、感動したクライミングであった。

グレードはよく分かりません。ピッチの切り方によって大分違うんだろうなとは思いますが、とにかく核心は最後の3p(6p)でしょう。

各ムーブは5.9を超えることは無い気がしますが、とにかく長いのとギア重いのと、ランナウトと高度感とで5.10中盤ぐらいには感じました。

この他レッドロックスでもいろいろ登ってきましたが、北米はこういう長いクラックがいくらでもあってうらやましい限りです。

また力を付けていろいろ行きたいですな。

2012.05.06太刀岡山左岩稜

冬に城ヶ崎に通いつめた成果を試すためにGW最終日にK氏(F山の会)と太刀岡山左岩稜にいってきた。

5/6の天気予報は10時過ぎから雷雨と言うので前夜に現地駐車場にて車中泊、翌日は5時起床6時行動開始。

左岩稜の取り付きまでは歩いて10分程度荷物を残6:30しクライミング開始。

奇数ピッチ(難しい)をK氏、偶数ピッチ(易しい)を私のつるべで登り始める。

1P目:5.9 右のスラブが濡れていたため左のクラックからスタート。ハンドが決まり快適なクラッククライミングが楽しめる。

 

2P目:5.7 出だし核心?すぐにテラスについてしまいトラバース。3Pの取付をみのがしてしまう。カムで支点とると書いてるが木もある。

 

3P目:5.8 さて本日の核心。下部のハンドは問題なく突破出来たが、Sqチムニーでテンション掛けてしまう。。。

 

4P目:5.5 クラッククライミングも終わり岩稜帯へ、ちょっと登っただけで終了点についてしまう。あまりにもあっけないので5p目もちょっと続けて登る。安定したところでピナクルにスリングを掛けピッチを切る。

 

5P目:5.8 リッジスタート。下が木が生い茂ってる為あんまり高度感はない。

 

 

6P目:5.6 なんてことない岩稜をひたすら登る。途中危険かなと思う場所にはリングボルトがあったりする。

 

7P目:5.6 ひたすら岩稜。

 

8P目:5.6 岩稜帯の終了とともにはさみ岩広場へ。車が小さく見える。

 

9P目:最後のピッチのはさみ岩は本来はK氏リード。だが面白そうなスラブなので私にリードをさせてもらう。ちょっと細かかったが無事に登攀終了。

 

懸垂:はさみ岩を懸垂し基部をトラバース。9:50登山道に出る。

 

登山道をクライミングシューズで降りたが痛くて痛くてかなわなかった。。。