山行届について

山行届と下山連絡は安全な山行と遭難対策に必要不可欠なものです。

山行計画書を作成することによって,山行の安全性・妥当性をあらかじめ評価することが可能です。これは,無謀な計画に対する抑止力にもなります。
また,山行届と下山連絡を義務化することで,下山連絡がない場合に遭難をいち早く察知することが可能となります。
仮に救助・捜索が必要となった場合,入山地点・下山地点・経路・装備がわかっているのといないのとでは,捜索の労力や救助される可能性が大きく異なってきます。

Team Diagonal(チームダイアゴナル)では原則的にすべての山行に関して所定の山行計画書の提出と下山連絡をお願いしています。
ただし,日帰りのハイキングや岩トレ等の場合は,必ずしも計画書という形式でなくともメールによる簡易な届でも可としています。この場合も山の名前だけでなく,場所(入山地点・ルート・下山地点)や同行者(名前・年齢・性別・緊急連絡先など)に関する情報も可能な限り記述するようにしています。

もちろん,天候など諸条件による行先等の変更については柔軟に対応します。

東京都勤労者山岳連盟