参加者:N先輩・S師匠・T







最近開拓されたちょっと高難度マルチ??のスーパーたこやんに行ってきました。
前々から気になっていた乾徳山中央稜へ行ってきました。思ってたより面白かったです。
今回はリッジクライミング強化ということで筆頭岩に行ってきました。
緊急事態宣言もやっと解除になり興味があった「野猿返し」に行ってきました。
最近巷で大人気(?)の子持山獅子岩を登って来ました。
若干濡れていたことと,久しぶりの外岩クライミングだったことも手伝って,登りごたえは十分でした。
小川山のガマルートよりは難しく感じました。5.7にしては激辛だと思います。
アプローチ至近,眺望抜群で良いルートだと思います。
1310 7号路登山口
1400 登攀開始
1710 獅子岩の頭
1810 登山口
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朝方まで雨が降っていたが,北側ほど天候の回復が早いこと,日中は晴れて気温がかなり上がりそうだったこと,岩が南東方向を向いていることを考えて,遅めの時間から子持山獅子岩を登ることにした。
関越を北上している時には道路はほぼ乾いており,むしろ岩がフライパンのようになっているのではないかと心配だった。
40分弱のアプローチをこなして獅子岩の取付きに至ると,マルチピッチのラインはだいたい乾いてそうだったので,そのまま登ることにした。また,すでに午後だったので日陰になっており,フライパンの懸念も払拭された。
1P目。私が1+2P目を続けてリードするつもりだったが,あまりのヘタレっぷりとロープの屈曲具合によって1P目のみでピッチを切った。
2P目。左足ハイステップで乗り込むところに少々思い切りが要る。
6P目は終了点の手前がびしょびしょで大変そうだった。
おまけの7P目を登って獅子岩の頭へ。
下山時に登山道から見えた獅子岩の全貌。
なかなかの迫力だ。
ゴールデンウィーク前後でレッドロックス、およびザイオンでクライミングしてきました。
今回の目標はザイオンのIron messiah 5.10 10p。
ザイオンはどちらかというとエイドか5.11後半以降の厳しめのマルチが多いのですが、このルートはピッチ数、グレードともにマイルドでとりつきやすいため人気ルートとなっています。
4年前の年末に一度計画していたのですが、そのときは雪が降って中止。その後山スキーに明け暮れていたため放っておいた課題です。
で、いつまでも放っておくとカビが生えるので、3月早々にスキーシーズンを終え、片付けてきました。
今回はメインはレッドロックスでのクライミングだったため、天気を見てラスベガスから一日で行って帰ってきました。
そのため2時起き3時出、7時に取り付いてその日のうちに帰るという非常に慌ただしいクライミングとなりました。
以下簡単にルート説明。
Iron messiahはSpearheadの顕著なコーナー(というかピラーにも見える)拓かれたルートで、赤い線で示したラインをたどります。ラインは自然で直線的、それに加えて初登がソロというのも素晴らしい。
下部はフェイスが混じりますが、3p目以降、コーナーをたどります。
3p目の終了点から。
トポによってピッチの切り方は結構違うのですが、70mロープを持ち込んでいたため、ここからは2pずつリンクして登る。
ちなみに先行していたカナダ人パーティは細かく切ってました(おかげで待たされた)
4-5p目を登る。なんかいまいちプロテクションの取れない25mを登ると後半の25mはスクイーズチムニー。要所で休めるとは言え、疲れるし、ギアもそんなに無いのでランナウトするのでやや気を使います。
8-9pを登る。実質的な最終ピッチ。最後ということもあるけど、スクイーズからフィンガーまで結構いろいろ出てきて疲れるピッチだった。50mのバックロープが足らなくなって解除したので、60m近くある長いピッチ。
で、この上は頂上に出るピッチなのですが、あまりきれいでもないため登らないのが一般的なようなのでここで終了。というか先行待ちで結構時間切れだったということもあります。
下降は同ルート。これが一番神経を使った。
まずチムニー沿いなのでロープドラッグがきわめて起こりやすいルートであること。実際チムニーの中に回収不能のロープの残骸があったりもした。
ここはとにかくチムニーの外のアンカーをつないで下降した。
そしてもう一つがアンカー。なんか岩に穴開けてアングルを突っ込んでグルーで固めたようなアンカーばかりだった。
先行のカナダ人もかなりビビッてたけど、まぁあのでかい連中で抜けないんだから大丈夫だよなぁ。。。と信じて降りてきました。
しかし久々に充実、感動したクライミングであった。
グレードはよく分かりません。ピッチの切り方によって大分違うんだろうなとは思いますが、とにかく核心は最後の3p(6p)でしょう。
各ムーブは5.9を超えることは無い気がしますが、とにかく長いのとギア重いのと、ランナウトと高度感とで5.10中盤ぐらいには感じました。
この他レッドロックスでもいろいろ登ってきましたが、北米はこういう長いクラックがいくらでもあってうらやましい限りです。
また力を付けていろいろ行きたいですな。
冬に城ヶ崎に通いつめた成果を試すためにGW最終日にK氏(F山の会)と太刀岡山左岩稜にいってきた。
5/6の天気予報は10時過ぎから雷雨と言うので前夜に現地駐車場にて車中泊、翌日は5時起床6時行動開始。
左岩稜の取り付きまでは歩いて10分程度荷物を残6:30しクライミング開始。
奇数ピッチ(難しい)をK氏、偶数ピッチ(易しい)を私のつるべで登り始める。
1P目:5.9 右のスラブが濡れていたため左のクラックからスタート。ハンドが決まり快適なクラッククライミングが楽しめる。
2P目:5.7 出だし核心?すぐにテラスについてしまいトラバース。3Pの取付をみのがしてしまう。カムで支点とると書いてるが木もある。
3P目:5.8 さて本日の核心。下部のハンドは問題なく突破出来たが、Sqチムニーでテンション掛けてしまう。。。
4P目:5.5 クラッククライミングも終わり岩稜帯へ、ちょっと登っただけで終了点についてしまう。あまりにもあっけないので5p目もちょっと続けて登る。安定したところでピナクルにスリングを掛けピッチを切る。
5P目:5.8 リッジスタート。下が木が生い茂ってる為あんまり高度感はない。
6P目:5.6 なんてことない岩稜をひたすら登る。途中危険かなと思う場所にはリングボルトがあったりする。
8P目:5.6 岩稜帯の終了とともにはさみ岩広場へ。車が小さく見える。
9P目:最後のピッチのはさみ岩は本来はK氏リード。だが面白そうなスラブなので私にリードをさせてもらう。ちょっと細かかったが無事に登攀終了。
懸垂:はさみ岩を懸垂し基部をトラバース。9:50登山道に出る。
登山道をクライミングシューズで降りたが痛くて痛くてかなわなかった。。。