2015.07.20 鈴鹿西面 愛知川水系神崎川 赤坂谷遡行→ツメカリ谷下降

台風11号が我が物顔で関西を蹂躙した7月の半ば。 7月18日~20日は当初は大峰の川迫川源流に遊ぶつもりであった。

Nangkaは大峰の山々に深い爪痕を残し北東へ去った。
アプローチがあれまくって、さすがに大峰へ深入るのは危険と思われ
全体に出水の落ちつく19日以降に、Nangkaの足跡の薄い鈴鹿方面へ転進することにした。

愛知川水系神崎川 赤坂谷は『関西の赤木沢』と呼ばれる一級の美渓とのことである。
【山行実施日】2015年7月20日
【天候】晴れ(20日)。遡行開始時気温:覚えてません
【メンバー】単独
【装備】フェルトソール・8x30mロープ
前夜のうちに神崎川出合まで車を走らせ、国道からわき道にそれた資材置き場と思しき
草原にて車中泊とする。

揺らめく火と 山の酒と

はかなげな灯りと

翌朝は6時前から行動を開始。
国道沿いの車止めの前に駐車すると、すでにもう一人ソロの遡行者が入渓準備をしていた。
彼はツメカリ遡行→赤坂谷下降と、私とは逆コースのようだ。
林道を40分も上がると、渓からだいぶ上の、林道が大きく左に回り込む直前あたりで
左眼下に赤坂谷の出合が見えた。
神崎川は水量豊か。巨岩がひしめく中を明るいブルーの水がどうと流れている。
この流れを渡渉して谷に入らねばならない。

本流への下降点はわかりやすい。
蛭が一匹、足元で踊っている。
真ん中の木にFixロープが下がっており
導かれるように川床へ下りる。

沢装束を整え、本流に足を浸し
いつもの儀式を。
二礼二拍手一礼
向こう(写真右手の対岸)が赤坂谷出合である。
先行した件のソロ沢ヤさん、ツメカリ遡行と言っていたはずだが
なぜか赤坂谷に入るのが見えた。

本流の左岸を伝い、出合付近で巨岩を飛びながら対岸に替える。

水はあくまでも碧く豊か。
奥のほうも開けているようで、岩の白い輝きもあいまって
明るい沢の予感に心高鳴る。

以降、難しいところはない。
泳ぎを多く交えながら無心に遡る。

淵では時折岩魚の魚影が走る。
尺まではいかないが、なかなかに立派な魚体のものが見受けられる。

晴天の下、翠滴る。

滴る翠、碧水と交わり更に深く

時折、巨岩に座をかりて小休止

地形図ではそろそろ渓も平凡な様相となる。
おそらく緩やかなゴーロだろう。
さすがに食傷気味となるのでこのあたりで休止して
左岸の尾根を詰め、ツメカリ谷へ降渓しよう。

乗越しへの沢筋には、テープが示されていたが

上部がやや不明瞭。
ブタ沢になりかけたところで沢から外れ鞍部を目指す

下降点も赤テープ。
沢型になりはじめた。このまま下る。

やがておりたったツメカリ谷も明るく開けた沢

深い滝壺に数回のダイブを繰り返しながら本流出合に降りた。

ちょっとしたハプニングもあり、やはり渓の神様の存在を改めて意識した沢旅であった。
ともあれ、ご加護いただいていることに感謝をあらたにする。

鈴鹿の渓、美しい。

山の神様、竜神様
今回も素晴らしい邂逅をありがとうございます。

 

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